愛と知の探検記

津軽弁

「あどはだり」と「ごんぼほり」

大変コアな津軽弁だと思っていた「あどはだり」と「ごんぼほり」なのだが、岩手県でも通ずることがわかった。

つまり、「あどはだり」も「ごんぼほり」も、「津軽」だけでなく「南部」でも通じるということだ。

自分達の言葉は特殊なのだという思い込みは、間違っていると思う。


「あぐばったい」

いきなり、T氏に「あぐばったい」と言われたけど、
「あぐばったい」・・・こんな日本語あったけ?・・・どうやら津軽語らしい。

T氏に聞くと、「料理をすると『あぐ』が出るでしょ。邪魔だはんで、取るでしょ。」

『あぐ』って、「あく」のこと?

確かにある物がその場所にあっては、邪魔だったので動かしていた時に、
「あぐばったい」と言われたので、なんとなくニュアンスはわかったけど、
煮る時に出る「あく」が語源らしい。

「あく」だけに、悪意ある言葉のようだ。

「10分だびょん」

トヨタ パッソのCMを30回位再生して、ようやく聞きとれるようになった。
残念なことにYouTubeでは、ノーロンガーアヴェイバルになってしまったので、トヨタのHPにリンクを貼った。

何回再生すれば、聞きとれるようになるか実験してみるのも面白い・・・実験結果から、語学学習に役立つかもしれない。

関連記事を検索していたら、前に書いた「〜だびょん」フレーズでも、フランス語に聞こえたという実際の話を知った。

「どの位かかりますか?」


とタクシーに乗り、目的地までの所要時間を聞いたら、


「10分だびょん」


と運転手は答えたが、


「私は飛行機で行く」という意味のフランス語に聞こえたという。


フランス語もよくわからないので、翻訳サイトで翻訳してみた。


Je vais par avion

トヨタ パッソ 津軽弁編

青森県限定のCMかどうかわからないけれど、ネット上でこのCMが話題になっているそうだ。


何度聞いても、フランス語に聞こえる。

地元の人にきいてみたら、フランス語だと思っていたそうだ。
字幕が出るから、てっきりフランス語だと思ってしまうのも無理はないかも。


toyota passo


「ワノカデパン シケルメニナベサ フォンデュセバ ウダデグメヤン。」



「セバダバ ヤッテミラ。」



「フランス語!?」


(解説)

ワ ノ カデパン
(私 の 固いパン) 

シケル メニ
(湿気る 前に)

ナベサ フォンデュ セバ 
(鍋に フォンデュ すれば)

ウダデグ メヤン
(めちゃくちゃ おいしいわよ)

セバダバ 
(それじゃあ)


ヤッテ ミラ
(やって みようかしら)


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「〜だびょん」

「だびょん、だびょん、だびょん」って、

津軽弁はよぐ使う「だびょん」と、

「しゃべられた」「はんで」、

<がびょん>ときた。


よく使うという言い回しを、きょう初めて聞いた。

ショックだった。もう3年半も青森にいるのに。

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「へば」

ある会話の流れで、「へば」と地元の人が言って、
すぐに「『へば』って、わかります?」というから、
「何言ってるんですか、3年も居ればわかりますよ」と答えた。
すると、他の人が「『たんげ』って、わかりますか?」という。
「もちろん、わかりますよ」。

これじゃ、まるで外国人扱いのようだ。
そして、決まりきったように出身地を聞いて、
津軽弁が通じる人なのかどうかを確認する。

ちなみに、「へば」は、日本三大美林のひとつ青森「ひば」とは、全く関係はない。
そして、「たんげ」は、「丹下左膳」の「丹下」ではない。

意味なく津軽弁で作文してみた。
「へば、ひばだば、たんげあづましはんで」

「あべへ」

「あべへ」(abehe)・・・?

わからないので、思わず地元の人に尋ねた津軽弁。

「あべ」だけでも使われるそうだが、安部とか阿部という苗字では、もろん無い。

もし津軽弁をあ行から順番に覚えるとしたら、最初の方に出てくるに違いないが、初めて目にした。
音からではなく、文字からだったので、どんな意味で実際に日常生活で使っているのかどうか確認する必要があった。

さて、意味であるが・・・


「行こう」という意味なんだそうだ。
「あべへ、青森!」と書かれていたので、「行こう!青森」となる。

実際に使っているそうで、「歩いて行く」時に使うそうだ。
「歩く」という意味では、「あさぐ」という津軽弁があるけど、用法的にどう違うのか・・・

よく解らない時は、ネットで検索してみるに限る。


『津軽弁の語源の8割は6〜7世紀ごろの大和言葉(日本固有の言葉)で
1割がアイヌ語(北海道原住民族の言葉)で、津軽オリジナルの言葉は1割。
「あべ=行こう」の語源
奈良時代の「歩いてゆくべし」が津軽さ伝わるまで
「あ」と「べ」だけが残って「あべ」になった。』

そうか、奈良時代のことばだったのか・・・
それにしても、省略しすぎだ。

「親しい間柄の誘いかけ呼びかけ語」であるようなので、よそ者に対して使わないわけで、道理で言われたことがないわけだ。





「下北」があるなら、「上北」もある

まさかりの形をした「下北半島」。

青森に来て、地名で最初に違和感を感じるのは天気予報で使われている「三八上北(さんぱちかみきた)」だ。

「津軽」地域に対する「南部」地域を指しているようだが、「南部」を使うと
「北部」に対する「南部」として捉えられて紛らわしくなるとの理由で「三八上北」を使っているらしい。

「三」は「三沢」、「八」は「八戸」を表しているのは、なんとなく想像できるのだが、問題は「上北」である。

「下北」に対する「上北」なのだろうが、どの辺りなのかよくわからない。

そもそも、地図で見ると、「上」に位置しているのに、「下北」なのが変だ。

たぶん、千葉県の「下総(しもうさ)」、「上総(かずさ)」の関係と同じだと思う。昔は陸路よりも海路の方が発達していた。京都から船で移動して東京湾に入っていくと、「安房」→「上総」→「下総」の順に進むことになる。京都から近い方を「上」とするなら、地図上の上下とは反対になるのだ。

「下北」があれば、「上北」もあるのは当然なのであろうが、青森に来るまではその存在さえ考えたこともなかった。




「もつけ」

地元の人の会話の中で微妙なニュアンスを相手に伝える時に、「津軽弁で言う」と津軽弁が出てくるが、地元でないこちらに同じフレーズで言われても全くわからなくて、結局その津軽弁のレクチャーを受けることになる。

「津軽弁でいう『もつけ』でないと・・・」
「『もつけ』?」

「もつけ」というのは、「新しもの好き」で、「目立ちがり屋」で、人を先導していくような人のことを言うのだそうだ。
確かに「もつけ」を一言で言い換えられる標準語はなさそうだ。

「もつけ」の複数形は「もつけんど」となる。

じゃんぼかりそめね

じゃんぼ刈り染め、寝。
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