朝、家を出る時、寒いと思った。(この秋一番の冷え込みだそうだ)

朝10時40分頃、地震があったそうだ。この時間は、ちょうどバスに乗っていた時間で、気が付かなかった。
余震が震度6弱なんて・・・まだまだ余震は続くらしい。
(地震で刺激を受けた活断層がドミノ倒しのように崩落する過程で余震が発生しているらしい。活断層が全部崩落するまで余震は続くらしい。)

土砂崩れに巻き込まれた車の中から、2歳の男の子が救出された。
これは、本当の奇跡だ。

地震10月27日10:40


・・・ネット記事・・・


今後も震度6強前後の恐れ 静穏と活発を繰り返す

 新潟県中越地震の余震活動について気象庁は27日午後、会見し「全体として減少傾向だが、短期間に静かな状態と活発な状態を繰り返している。今後も震度6強から6弱程度の揺れが想定される」として繰り返し注意を呼び掛けた。
 午前10時40分ごろ起きた震度6弱の揺れは、余震活動域の中心から東側の地点で発生したが、同庁は「活動域が拡大したのではなく、これまでと同じグループの余震とみられる」としている。
 気象庁の山本雅博地震津波監視課長は「マグニチュード(M)6以上の強い余震の発生確率は計算中だが、M5前後の余震はしばらく続く可能性もある」と説明した。
 一方、28日の新潟県内の天気は、移動性高気圧に覆われて晴れ時々曇りの見込みで、放射冷却現象により同日朝はこの秋一番の冷え込みになるという。気温は2−5度まで下がり、気象庁は防寒対策への注意も呼び掛けた。
(共同通信) - 10月27日17時45分更新



押しつぶされた車と岩のわずかなすき間で、2歳の男の子は生きていた。新潟県小出町の主婦皆川貴子(たかこ)さん(39)ら母子3人が巻き込まれた長岡市の土砂崩れ。長男の優太(ゆうた)ちゃん(2)は27日午後、レスキュー隊員の手で奇跡的に救出された。
 
 長岡市妙見町のがけ崩れ現場で、東京消防庁のハイパーレスキュー隊などによる救助が始まったのは27日午後1時45分。土砂に埋まったワゴン車の中に、隊員が「だれか聞こえるか」と声をかけたところ、「あー、うー」というかすかな反応があった。

 5―10トンもの巨岩に押しつぶされたワゴン車。だが、スコップなどで車の周りの土砂を慎重に取り除くと、横倒しになったワゴン車の底部と岩の間にできた幅50センチ、高さ1メートルほどの空間に、優太ちゃんが立っているのが見つかった。

 トレーナーに紙おむつだけという姿の優太ちゃんは、自力で車外に這(は)い出し、この空間に入っていたとみられ、衰弱のせいか、ぼうっとしている感じだった。しかし、隊員たちが「よく頑張った」と声をかけると、両手を広げて隊員にしがみついてきた。抱き上げられた優太ちゃんは、隊員数人の手でリレーされるようにして大切に担架に乗せられヘリコプターで運ばれた。