ネット記事の中では、ここが一番詳しく2社長の行動を報じている。


仙台争奪巡りIT社長2人が奔走 プロ野球新球団
 ともに仙台を本拠地にプロ野球参入を目指すライブドアの堀江貴文社長と楽天の三木谷浩史社長が25日、同市内で顔を合わせた。会談を断られた堀江社長が放送局で待ち構えての直接対決。新球団設立前から「東北シリーズ」が燃えている。

 参入表明後、初めての「会談」が実現したのは、同日午後2時40分、仙台市青葉区のNHK仙台放送局。両氏はこの日、地元テレビ局をはしごしていたが、一足早く収録を終えた堀江氏が、三木谷氏がやや遅れて来るのを知り、玄関で到着を待ち構えた。お互い地元の支援を取り付けるため、市内を走り回るなかでの接近遭遇だった。

 黒塗りハイヤーから三木谷氏が降り立つ。報道陣に囲まれる中、2人は数秒立ち止まって顔を見合わせた後、局内のエレベーターに乗り込んだ。

 「なぜ仙台に……」と堀江氏が三木谷氏に話しかけた。苦笑いの三木谷氏。真剣な表情の堀江氏に、三木谷氏は「大阪、神戸を第一に考えていたが、オリックスの宮内オーナーにどうしても納得してもらえなかった」「前から検討していた仙台で申請した」と答えた。この間3分ほどの立ち話だった。

 最後に堀江氏が「妥協点を見いだしたいですね」というと、三木谷氏は「そうじゃなくて……」。ここで、三木谷氏は番組収録に入った。

 前日に堀江氏は、三木谷氏に電話で面会を申し入れて断られており、行方を探した末にようやく実現した短い会談。堀江氏は「彼は戦いたいみたいだ。落としどころは見つからない」と感じたという。三木谷氏は「ああいう形で会いたくなかった。裏で握手している印象を与えてしまう」と語る。

 堀江氏は、宮城県の浅野史郎知事と会うため、前日に仙台入りした。25日は午前9時に仙台市役所を訪問。県庁に移動し、県スポーツ議員連盟の県議らとの懇談で「初めに手を挙げた人が認められないと後出しじゃんけんの方がいいことになる」と楽天を批判した。

 一方、三木谷氏は25日、東京でテレビ番組へ出演した後、東北新幹線で仙台入りし、夜まで精力的にテレビ番組に出演。「日本プロ野球組織の審査で堀江社長が選ばれれば応援する。我々が選ばれれば責任をもってやる」と語った。
(朝日新聞社 25日22時33分)