今まで3年も居て知らなかったのだが、お盆は、13日の早朝もしくは午前中に墓参りをするのがここ津軽の習わしなのだそうだ。
台風一過となり、墓参り日和となった。

「津軽 墓参り」で検索したら、さらに新たなる発見があった。
驚き桃の木だ。
「津軽地方に住む青森県民はお墓参りでお弁当をお供えする!?」
お盆の重要なイベント、お墓参り。お墓に供えるものと言えば、一般的にお花や果物、故人の嗜好品くらいだが、津軽地方の青森県民はなんとお弁当を供えるという。

それは法界折と呼ばれる精進料理の折詰で、これを供えるのが故人の供養になるのだとか。手作りの方が多いようだが、なんと既製品もあるという。

時期になると仕出し店やスーパーなどで法界折の予約が受け付けられ、お盆には法界折が大量に店舗に並んでいました。

津軽藩の初代藩主、津軽為信の時代から津軽藩では先祖を大切にするという慣わしがあり、墓前に料理を供え先祖の御霊とともに食すという習慣が定着したそうです。

ちなみに通常のお墓の手前には「水鉢」と呼ばれスペースが少ないのに対し、青森では「経机」と呼ばれるかなり広いつくりになっていました。

お墓参りは青森だけでなく、地方によっていろんな違いがありそうですよね。




〜2009/10/22放送 秘密のケンミンSHOW より〜